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増える高齢者、不足する介護職員、深刻な老老介護の問題

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需要と供給の差が年々増えて行って、深刻な人材不足に悩まされている介護の現場ですが、今後日本はどのようになっていくのでしょうか?高齢者のみならず、家族や周りの人、若い世代の人たちにも一度考えてほしいテーマだと思います。今日は深刻化している介護問題について少し話していきたいと思います。

【高齢者人口が増加、2025年には】

後期高齢者の人口が一気に増加することが予想される2025年ですが今とはどのように変化しているのでしょうか?

厚生労働省の推計によると必要になってくるであろう介護人材は253万人に対して、実際に供給できる人材の見込みは215万人と言われています。およそ38万人もの人材不足となってしまいます。47都道府県で割ってみても、8千人から9千人程度の人材不足に陥ってしまいます。過疎化の地域や、各都市の事情によって数値は変わってくると思われますが、これほどの人材が不足する事が予想されています。

【都市部では充分に賄えない】

人口の多い都市部ですが、それに伴い多くの高齢者がいる事も事実です。都市部ではそのような高齢者を受け入れるだけの広大な施設を作る事は、人件費や、地価、物価の問題から考えても難しい事だと言えます。

そこで、このような高齢者を受け入れる広大な施設を郊外や、都市圏から少し離れた場所に作る事が提案されています。しかし、ここで高齢者は今まで住み慣れた土地を離れて、介護サービスを受けるという苦渋の決断をしなくてはいけません。

高い料金を払い、住み慣れた土地で最後を迎えるか、住み慣れた土地にこだわらずに受け入れてくれる施設を探すか選択をしなくてはいけません。

これは高齢者だけの問題ではなく、家族や周りの人にも関わる大切な事になります。本人の意向も交えながら真剣にゆっくり、時間をかけて話し合う必要があります。

【施設は高くて入れない】

高齢者の全員が施設で介護サービスを受けられるわけではありません。年金も充分に貰えず、とても施設に入る事ができない為、自宅で夫や、妻を介護している高齢者がいることも事実です。

また昔に比べ核家族が増えたこともこのような「老老介護」が増加しているゆえんでしょう。

しかし、専門的な知識も経験もない高齢者が、高齢者の世話をする事は大変危険で、また体力的にも精神的にもとてもつらいものだという事は想像できます。

厚生労働省の調べによると、在宅介護者は年々増加しており介護する側、される側両方が

60歳を超えているケースは在宅介護全体のおよそ6割にもおよぶと言われています。

このような背景には介護者本人が、配偶者以外の人から介護をされることを嫌う事や、子供に頼りたくない、迷惑をかけたくないなどという理由があるようです。

人はみな、年老いて、いずれはこの世を去っていきます。最後どういった選択をするか、また自分の大切な人にどういう選択をさせるか、どんな最後にしてあげるか、もう一度家族でお子さんも交えて考えてみる必要があります。

 

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