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貧困の連鎖!子供の貧困と教育格差は今後も広がっていくのか?

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日本国内には家庭の経済的理由で十分な教育を受ける事ができない子供たちが増えています。生まれた環境によってその子の未来が閉ざされるそんな事は絶対にあってはならない事です。

 

 

【約6人に1人の割合】

厚生労働省が2014年に発表した報告によると、日本は子供の貧困率は先進国34か国中10番目高い数字になっており、これは日本の子供の6人に1人の割合で貧困状態にある事を意味しています。先進国として経済発展を遂げる一方でこのような貧困問題が浮き彫りになっているのは、今後も格差がますます大きくなっていくのではないかと不安を感じます。

【家庭の経済格差は教育格差に比例?】

家庭が経済的に困窮している事と子供の学力の低下は関係があるのか調べてみましょう。世帯収入と子供たちの学力テストの結果で世帯収入の低い家庭の子供ほど学力テストの点数が低い事がわかりました。正答率から見ると約20%の開きが生じていました。世帯収入が少なくなればなるほど子供の教育にかけられるお金が少なくなり、正答率も低くなるのです。このように日本では多くの子供たちが学校外(学習塾や習い事)で学びそこでの経験や習熟度による格差が広がっている事がわかります。

【貧困の連鎖】

貧困家庭に生まれ、育った子供は十分な教育を受ける事ができずそのまま中学や高校を卒業し低い学力や低学歴の状態で社会に出る事になります。今のような不景気ではまともな職に就く事は困難でしょう。このような事情から多くの子供たちは安い賃金で過酷な労働を強いられることになります。また定職に就かずに職を転々とする子供も多くいます。そして将来結婚し家庭を築いたとしても自分の下の世代も貧困状態になってしまい悲しい貧困の連鎖が起こるのです。

【今後も格差は広がる?】

教育格差は今後も広がっていくのでしょうか?ある経済学者の研究によると親の所得階級によって子供の学力差は6歳の時点ですでに現れておりその格差はその後も拡大されていくことがわかっています。なお東大生の親の収入は平均1000万円で、東大合格者の多くは東京都内の6年一貫私立高校の生徒が多数を占めていると言われています。また県民所得の多い県ほど大学入試センターの結果も高く、所得の低い県ほど低いという傾向がある事も事実です。このような事は子供の学力が親の階級や教育水準によって左右され教育や収入の格差がさらなる教育格差を生み続ける事を指しています。

【まとめ】

教育格差が学歴格差を生み、学歴格差が収入格差を生んでいるのです。日本は学歴社会と言われよい大学を卒業した人ほど高収入の職業に就くことができ、これが大きな賃金の格差を生んでいます。今後このような教育格差を少しでも減らしていく為には学校やケースワーカー、生活支援団体などの地域の様々な機関が連携し困窮している家庭に対しての積極的な手助けが必要になります。

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