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公的年金では不足という老後不安

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多くの人が老後の生活に不安を感じています。
公益法人生命保険文化センターが行った意識調査から老後の生活について「非常に不安を感じる」「不安を感じる」「少し不安を感じる」人の合計が全体の86.0%と多くの人が不安を感じていることが分かります。

多くの人が老後の生活に不安を感じています。

公益法人生命保険文化センターが行った意識調査から老後の生活について「非常に不安を感じる」「不安を感じる」「少し不安を感じる」人の合計が全体の86.0%と多くの人が不安を感じていることが分かります。

特に不安の内容のトップは「公的年金だけでは不十分」という回答が61.4%と最も高く、他にも「退職金や企業年金だけでは不十分」「配偶者に先立たれ経済的に苦しくなる」「貯蓄等の準備資金が目減りする」などお金に関する不安内容が多く挙げられています。公的年金はそれほどあてに出来ないのでしょうか?

現在の平均年金支給額は世帯で年間約203万円!

厚生労働省の国民生活基礎調査(平成26年実施)では高齢者世帯の収入のうち、年金額は年収で約203万円です。しかも、公的年金しか収入のない世帯が56.7%もあります。

確かに高齢者になれば子供を扶養することもおそらくない上、自分たちだけの生活費だけならそれほど生活費が必要とも思えません。しかし、高齢になれば経済的な負担が増えるのが医療費などや配偶者や自分自身の介護費用です。生活費としてどれくらいあれば良いか、前出の生命保険文化センターが実施した生活保障に関する調査(平成25年度)では、老後の最低日常生活費には月々20万~25万円未満必要という回答が最多で32.3%あります。年収に換算すると240万~300万円です。更にゆとりある老後となると年収換算で360万円~420万円と実際に現在支給されている公的年金を年間150万円以上も上回る金額になります。

公的年金はハイリスク・ハイリターンで運用している

公的年金積立金は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用しています。運用実績が2015年7月~9月のたった3か月の間に7兆8899億円の損失を出しています。これは、年金積立金の運用先の実に60%以上が株式などハイリスク・ハイリターンな運用先になっていることが原因です。

公的年金の試算は楽観的な前提で計算されている

公的年金の試算を厚生労働省は平成26年財政検証結果として報告しています。これを見ると最も年金が少なくなる経済が活性化しない場合でも賃金も物価も一定水準で上昇し続ける(厚生年金などの収入が見込める)という試算です。前出のGPIFも少ないながら順調に運用は毎年プラス運用という楽観的な見込みです。本当に公的年金が確実に貰い続けられるか具体的な数字を知れば知るほど、不安になる数字しか出てきません。

<参照URL>

  1. http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/5.html
  2. http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa14/dl/03.pdf
    http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/7.html
  3. http://www.gpif.go.jp/operation/highlight.html
    http://www.asahi.com/articles/ASHCZ4Q11HCZUTFL00N.htm
    http://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h27_q2.pdf
  4. http://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/report/pdf/h26_01.pdf
    http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/zaisei-kensyo/
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